期待を煽るティーザー広告!効果的な活用方法は?
広告にはさまざまな手法がある中で、近年、ブームになっている広告がいくつかあります。その中でも有名なのが「ティーザー広告」です。ティーザー広告とは、どんな手法なのでしょうか?その活用方法も合わせて見ていきましょう。
ティーザーは英語で「teaser」と書きます。「tease」を訳すと「じらす」などの意味になります。つまり、「じらし広告」が「ティーザー広告」というわけです。
通常、広告ではある程度網羅的に情報を紹介しますが、ティーザー広告は、じらしながら情報を小出しにしていく手法です。このことで、消費者の興味を喚起したり、好奇心を煽ったり、継続的に引きつけたりすることができます。特に時間軸で情報を小出しにして展開していく方法が多くなっています。
では、このティーザー広告、どのように活用すれば効果が出やすいのでしょうか。
多くの企業で実際に行われている3つの手法をピックアップしてみました。
1.シルエットで期待感を煽る!
情報を限定的に見せたい場合に有効です。おなじみのキャラクターのシルエットだけを広告に描けば、「どこかで見たことある!」と、人を引きつけ、イメージを喚起することもできます。
商品そのものや、マスコットキャラクターなどのシルエットを出すことで、そのもののイメージが具体的に消費者たちの脳裏に描かれ、強く印象づけられるというメリットもあります。
2.時間軸で情報を小出しにする!
ティーザー広告は、基本的にタイムラグを活かすものです。主に商品・サービスの発売前に、予告として広告を打つことが多くなっています。WEBサイトなどでは、その更新性を活かし、発売日が近づくにつれて、どんどん情報が開示されていくという「時間軸」を活用した方法がよく取られますね。
消費者の期待感を煽り、さらに継続的にウォッチしてもらえます。
3.「あの有名人が」「●●だった!」など情報を隠す
ビジュアルだけでなく、文字を使ってじらすこともできます。例えば、キャンペーンのイベントなどのゲストをシークレットにするときに、「当日は、あの有名人が急きょかけつけます!」などとポスターに掲載する方法は、よく取られます。
また、「●●だった!」などと一部をあえて伏字にして広告展開し、消費者に推測してもらうという方法もありますね。
ティーザー広告は、見ている側からすれば、うずうずして思わず興味・関心を抱いてしまうもの。気になって仕方がない!と思わせるような広告づくりのときは、ぜひ活用してみましょう。