街全体で宣伝!渋谷ジャック3つの例!
新聞・雑誌広告、交通広告、野外広告まで、エキサイティングな広告やキャンペーンをそこかしこで見かけますよね。いつも「すごい!」って感心して、私、とってもテンションがあがっちゃうんです!そんな広告の中でも、特にテンションが上がるのが、街全体をジャックするもの。特に東京・渋谷駅周辺の「渋谷ジャック」は印象深くて、いつもワクワクしちゃってます。
今回はそんな「渋谷ジャック」の事例を3つご紹介します!
渋谷ジャックとは、文字通り、渋谷区の特に駅周辺、人通りの多いにぎやかな場所や、乗り物内を一時的に占拠して、街全体に広告を打ち出すキャンペーンのことです。ビルの壁や大きな看板、仮設ステージ上でのパフォーマンスなど、あらゆる広告を打ち出します。
渋谷ジャックした商品やブランドは、渋谷を行き交う人々だけでなく、テレビやラジオ、ネットで知った人たちからにも反響があるんです!今ではSNSでイベント参加もできるので、まるで一つの大きな野外フェスのような盛り上がりに。サンプリングなども行われるため、広告の効果も抜群に期待できます。
ではでは、そんな渋谷ジャックの中でも、過去に行われたもので特に注目の事例をご紹介します!
1.evianが渋谷をジャック!
あのミネラルウォーターevianの渋谷ジャックは、渋谷109の壁面に1本の巨大なevianボトルの写真が掲載されたり、ハチ公前交差点の4つのビジョンをジャックしてユニークなCMを放映したり、ラッピングベンダーというevian専用自動販売機が設置されたりと、まさしく街全体をジャックしたものでした!
渋谷109でショッピングすると先着順で330mlボトルを1本と、オリジナルな柄のボトルケースがプレゼントされたり、レストランやカフェでプレゼントキャンペーンが行われたりと、ショッピング中にも楽しめる特典も盛りだくさん。
また、大きなイベントとして注目を集めたのが、「エビアン Live young スタジオ」という企画。これは、記念撮影した写真から、自動で赤ちゃん時代の顔写真がプリントされたevianがプレゼントされるものなのです。凝ってますよね~!これで渋谷周辺は大盛り上がり。初心に帰ってevianをピュアな気持ちで飲めたのではないでしょうか?
2.映画「HERO」が渋谷をジャック!
フジテレビ系列の人気ドラマ「HERO」。SMAPの木村拓哉さんや北川景子さんなど、人気俳優さんたちが出演する豪華ドラマですよね。そんなHEROの映画が公開される前に、渋谷ジャックが決行されました!
東急百貨店東横店の屋上に、高さ7.5m、横幅10mものビッグバルーンを設置。そこには、主人公の検事・久利生公平さんこと木村拓哉さんの超巨大の写真がプリントされていました。映画のビックヒットを祈願してか、超ビックな久利生さんが渋谷をジャックしたんですね。
それだけではありませんよ!同じ東急百貨店の壁面には、5面にHEROの巨大広告が掲示され、スクランブル交差点の5つの大型ビジョンに、HEROの映像も小出しに放映!「これはもう映画を見に行くしかない!」ってなっちゃいますよね!ちなみに、2015年7月18日に公開になったこの映画、公開31日で観客動員300万人を突破して、まさに空前の大ヒットを飾ったそうですよ!
3.ユニクロが東急東横線渋谷駅跡をジャック!
2013年、ユニクロが東急東横線渋谷駅跡地に、期間限定ショップ「UT POP-UP! TYO」を展開。なんと、広さ200坪という巨大スペースに、その数1000種類以上、1万2千枚ものTシャツが販売されました。
一番の見どころは、ユニクロが独自に開発した「UT CAMERA」というスマホカメラアプリを使ったキャンペーン。当日、会場の巨大撮影ブースで撮影されたムービーが、すぐさま会場の壁面に「プロジェクションマッピング」されるというもの!自分自身が広告になっちゃうのはすごいですよね!私も参加したかったなー……。
渋谷という若者が集う街全部で展開する渋谷ジャック。その広告効果はかなりのインパクトとエキサイティングを呼び起こします。
いつか、ジャックしてみたいですね!