セールスプロモーションの活動内容について具体的に知ろう!
この記事では、セールスプロモーションは、具体的にどんな活動内容を行うものなのかについて、ご説明していきます。
「セールスプロモーション」という言葉は、広告業界に勤めていない方でも、なんとなく意味が想像できる方も多いでしょう。ここでは、セールスプロモーションの定義
や内容について、具体的にご紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。今まで知らなかった内容も見えてくるかもしれません。
セールスプロモーションとは、一言で表すと、販売促進という意味です。基本的には、POPやノベルティー、中吊り広告やパンフレット、チラシなどを作成し、人々に注目してもらえるようにしたり、イベントやキャンペーンなどを通じて、自社の商品やサービス、会社イメージをアピールしていきます。
しかし、これは、あくまで手段の一部に過ぎず、売るためのプロモーション方法は、まだ他にもたくさんあります。今後もさらに拡大していく事でしょう。
セールスプロモーションの活動内容を、簡単に整理してみましょう。
・企画・プランニングする
・実行する
・結果をつかみ取る
・撤退時期には速やかに撤退する
セールスプロモーション活動は、この繰り返しとなります。一見、単純に見えますが、中身はとても濃く、各段階ごとに、色々な作業や戦略が必要となります。
「知らない」→「知っている」へ!
まず、企業が生産した製品は、消費者にまず知ってもらわなければ始まりません!
しかし、世間には、すでに商品も広告もたくさん出ている場合には、その中で競合相手を押しのけ、消費者が「知らない」という状態から、「知っている」という状態に転換させていかなければなりません。しかしこれがなかなか難しく、言うほど簡単ではありません。
セールスプロモーションならもっと深い販売促進が可能!
テレビやCM、新聞、ラジオなどを使った宣伝をするケースも多いです。見る人が多いからです。このような媒体は、性別や年齢も条件がなく、浅く広く広告を周知できるものの、費用がかかるというデメリットがあります。コストをかけてみたものの、あまり効果が出ず、割りに合わなかったというケースも少なくありません。
その点、セールスプロモーションは、広く大勢に伝える事はあまりできないものの、企業が求めているターゲット層に、直接情報発信できる仕掛け作りができるというメリットがあります。
そのため、より深く、特化した伝達が可能になり、結果的に、かなりの費用対効果が期待できるのです!特に、ライバルと差をつけて、記憶に残るようなインパクトを与える事で、消費者の「知らない」から「知っている」に変える事ができます。これがセールスプロモーションの一番の魅力・特徴だと言えるでしょう。
最終的には購入してもらうことが肝心!
しかし、商品やサービスを知ってもらえたらそれでいいというわけではなく、次は、購入してもらう必要があります。
消費者が購入するアクション現場は、お店です。店舗でのセールスやイベントも必要であり、期間限定のキャンペーンや印象的な広告を出す事で、うまく惹きつけていきます。
実際に店舗に訪れた消費者に、今買うべきなんだ!超お得だから今しかない!と、今この場ですぐに購入してもらえるような仕掛けを作る事で、売り上げも伸びていきます。
そのため、消費者にいかに「今買いたい!」と思わせられるかというのが、勝負の要となります。できるだけ、他社ではやっていないようなサービスや広告宣伝、イベントなどを仕掛けていくといいでしょう。魅力的な演出やディスプレイ、パンフレット作りなども、セールスプロモーションとして大事な部分です。
セールスプロモーションでは、以下の点に力を入れると、さらにクオリティの高い活動ができ、結果に結びつくでしょう。
・速さ
・企画
・実行
今後は、さらに消費者が商品やブランドの決定権を持つようになるでしょう。上記でご説明したように、「知らない」→「知っている」→「欲しい」→「購入」という一連のサイクルを、いかにスムーズに、効率よく、効果的に展開していくかが重要です。
競争がますます激化する現代では、競合相手と差別化をはかる事や、多少のセンスも必要になってくるでしょう。