転職前におさえておく広告代理店の9の仕事内容!
今日は、みなさんに広告代理店のことをお話したいと思います!いきなりですけど、みなさんは広告代理店の人たちがどんなお仕事をしているかご存知ですか?
CMをつくったり、ポスターをつくったり……ええと……あとは、その……広告を……。だっ、大丈夫ですよ!もちろん冗談ですから!あははは。
広告代理店って有名なお仕事のような気がしますけど、どんな仕事をしているかってことまでは知らない人もたくさんいるんじゃないかと思います。「広告をつくって、たくさんの人に見てもらう」かんたんにいうと、広告代理店ってそういう仕事です。だけど、良い広告をつくってたくさんの人に見てもらうまでには、どんな仕事が必要になってくるんでしょうか?ここではそんな広告代理店の仕事を、9つにわけて紹介します!広告代理店に転職したいって考えている人は、参考にしてくださいね。ちょっとお休みしてから、その内容をお話しましょう。
え?どうしてちょっとお休みするのかって?ち、ちがいますよ。メモとか読んでくるわけじゃありませんから。本当ですって。
ここからは、広告代理店の仕事を紹介していきますね!
1.広告営業
最初に紹介する仕事は「広告営業」です。広告営業は、広告代理店の中ではもっとも一般的な仕事だっていえるかもしれません。つまり、このビジネスをなりたたせるためにはとても重要な仕事だということです。広告営業のおもな仕事は、クライアントに広告の方法を提案したり、クライアントから広告のお仕事をもらってくることです。「クライアントと広告代理店の橋渡し」なんていうと、わかりやすいかもしれません。
ほかにも、この仕事ではクライアントと交渉し、決まったプランの広告を製作する人たちに伝えなければいけません。なので、コミュニケーション力の高さが問われます。仕事によっては広告制作を全体的に管理しなければいけない場合もあります。広告営業の仕事の範囲は、すごく広いといえるでしょう。
2.メディアプランナー
新聞社やテレビ局、ラジオ局に雑誌社といった、いわゆるマスメディアといわれている媒体は、効果の大きな宣伝を行ってくれます。メディアプランナーは、そんな媒体社にとっての窓口のようなものです。媒体社とやり取りをして、広告主が満足できる広告プランを考えます。大手の広告代理店だと、メディア部といった名称の専門の部署も設けています。
この仕事では媒体社との信頼関係と、広告主の要望を伝える広告営業とのコミュニケーションが重要になってきます。なのでメディアプランナーには、いろんな方面の人と柔軟に接することができるバランス感覚が必要です。
3.プランナー
メディアプランナーはマスメディアを対象に広告のプランニングをする仕事ですが、プランナーはその他の広告媒体に向けた広告を提案するお仕事です。広告制作の中でも、特に重要な仕事だといっても大げさではないかもしれません。プランナーはいろんな媒体で発信する広告のプランを組まなければいけないので、それぞれに有効なマーケティングを熟知していないといけません。
それに、広告主にプレゼンをする時にはプランナーが担当する場合も多いので、プレゼン力も必要となってきます。
4.コピーライター
コピーライターという仕事は、たくさんの人が聞いたことがあると思います。キャッチコピーやカタログの文章、ウェブサイトの文章など、広告の文章の部分を担当するのがコピーライターです。広告そのものだけではなく、企画書の文章作成にも関わります。大手広告代理店では入社してコピーライターになれる人はほんの少ししかおらず、「狭き門」なんていわれることもあります。
この仕事で必要なのは、言葉での表現力と、相手の要望をきちんとくみとる理解力。何より広告であつかう内容をどうやって魅力的に伝えるか、短い言葉で的確に表現する切り口をたくさん提案できないといけません。
5.アートディレクター
コピーライターは広告の文字の部分だけをになう仕事でしたが、アートディレクターは広告のビジュアル全体を管理します。コピーライターやデザイナーのスケジュール管理を行い、写真撮影が必要な場合は撮影場所やカメラマンの手配といった仕事もこなさないといけません。広告の方向性をコピーライターやデザイナーに伝えたり、ビジュアルの表現について広告主にプレゼンをしなければいけない場合もあるので、形になっていない広告のイメージを的確にまとめることも重要です。
クリエイティブな資質が問われる一方で、多くの人を動かす管理能力も必要。そんなアートディレクターは、広いスキルが求められる特別な仕事といえるでしょう。
6.デザイナー
アートディレクターの紹介でも何度か出てきましたが、デザイナーとは広告の中でもイラストなどのデザイン面を担当する仕事です。デザインのセンスや画力が求められるので、美術大学やイラスト系の専門学校を卒業した人が就くケースが多いです。
7.CMプランナー
最近では、プランナーという仕事がさらに専門的な内容に分かれている場合もあります。CMプランナーもその1つで、CM製作を専門に行うプランナーをこのように呼んでいるのです。この仕事はCMの企画や内容を考えて、社内や広告主にプレゼンテーションを行います。場合によっては、CMディレクターにかわってCM撮影の指揮をとることもあります。
CM製作に大きく関わるCMプランナーには、良い企画を考える表現力や構成力と、プレゼン能力が必要となってきます。
8.プロデューサー
その名前のとおり、広告制作のプロジェクト全体を統括する仕事です。そのプロジェクトの中では、もっとも高い立場になります。広告製作をまかされるので、プロジェクトを総合的に管理する管理能力があるかどうかがとても重要になってきます。さらに決められた予算の範囲で理想に近い広告制作を実現するクリエイティブなセンスと、金銭感覚も必要です。プロジェクトの外にいる人との関わりが必要になるケースもあるので、人脈やコミュニケーション能力も問われます。
責任がかかる仕事だけに、プロデューサーにはいろんなスキルが必要になるのです。
9.マーケティング
マーケティングとは、おもに調査や分析を行う仕事です。広告であつかう商品やサービスの市場での状況を調べて、集めたデータをもとにして分析を行います。こうすることで商品やサービスの現状や問題点が客観的にわかり、広告製作に反映することができるのです。この仕事は「ストラテジックプランナー」という名前で呼ばれることもあります。
マーケティングの仕事に就く人の中には、営業職や企画職といったぜんぜん違う分野から転職した人も少なくありません。特に専門的な素質が必要になるわけではありませんが、マーケティング理論や統計学を学んでいると役に立つかもしれません。
広告代理店の仕事を紹介してきましたが、いかかだったでしょうか?
もちろんこれがすべての広告代理店の仕事ってわけじゃなくて、ほかにも人事に経理、総務といった、ほかの業種と共通した仕事もたくさんあります。それでも、専門的な能力が必要になる仕事もたくさんあるっていう意味では、やっぱり広告代理店は特別な仕事だっていえるかもしれません。だけどそのぶん、やりがいもいっぱいありそうですよね!
ここで紹介した仕事の中に、やってみたいものや得意そうなものはあったでしょうか?よく考えて、転職活動にいかしてくださいね!