広報とはどんな仕事なのか?PRとは違う?
この記事では、広報とPRの仕事についてご説明しています。この二つの定義や仕事について、しっかり区別できるようにしましょう。
広報とPRは、同じような意味に聞こえますが、全く同じ意味なのでしょうか?それとも厳密には違うものなのでしょうか?この機会に学んでおきましょう。
コミュニケーションが大事!
広報とは、英語でパブリックリレーションズと言い、企業が一般公衆との間に入り、良好な信頼関係を作っていくための活動をしていくものです。
広報活動を進めていくには、相手との良好なコミュニケーションが必要不可欠です。
相手によってニーズは違う!
広報活動は、相手によってアプローチ方法も異なってきます。普段、私たちは何気なく、物事を相手に伝えていますが、広報活動においては、ただ伝えるだけでなく、相手によって、伝え方を工夫していかなければなりません。
相手によって、何を望んでいるのかというニーズや価値観も違っています。どのようなキャッチコピーで、どのようなデザインの広告で、どんな働きかけをしたらいいのかというのは、相手によって違ってきます。そのためにも、相手のニーズをあらかじめしっかりリサーチしていく事も大事で、これも広報活動の一部となります。
広報の仕事は、幅広く多岐も渡っています。
・商品・サービス・会社の紹介
・地域団体に向けた地域活動
・外国に向けた活動
・マスコミへのニュース提供
・メディアからの取材・撮影
・寄付や協賛
・セミナー・シンポジウム
・工場見学会
・社内報・会社案内誌などの企画
・映画などの企画制作
・プレスリリース作成
・スピーチ原稿作成
・資産家・投資家に向けた活動
会社には、広報活動とか、PR活動とかいうのがありますが、これはどちらも同じ内容なのでしょうか?それとも違うのでしょうか?
確かにこの二つは似ていますが、PR活動の方が、どちらかというと「広報宣伝」に近い意味合いがあります。しかし、ほぼ同じ意味に捉えていいでしょう。
日本語で「広報」とは、会社のニュース・情報告知という意味合いが強いです。
広報の定義はもともと、施策や業務内容などを、公に周知・告知させる事ですが、分かりやすくまとめると、広報とは、以下のようになります。
・商業上のも目的達成のため、商品・サービスなどの情報を、積極的に世間に宣伝する。(そのための文章や放送なども含む)
・世間一般に広く知らせたり、告げること
広報に対し、PRの意味は、広告や宣伝の意味があります。企業などが、自社の理想とするイメージや業務内容、主義や方針などについて、多くの人に告知し、理解や協力、さらに知名度や認知度を高めるための活動です。
いかがでしたか?広報について大事な事や、活動内容についてご説明してきました。
広報の仕事内容を見てもらえばお分かりの通り、かなり多岐に渡る業務があります。広報活動と一言にいっても、色々なやり方や活動方法がある事、そしてそれらの活動を結果に結びつけるには、宣伝する相手のニーズをうまくつかみ、アプローチしていく事が大切です。さらに、企画の段階も非常に重要です。
優れた企画を提案し、実行に移していく事が、広報活動の成功にもつながるでしょう。また、PR活動を通して、自社の知名度を上げたり、イメージアップにもつながるので、企業の評判を良くするためにも、PR活動は欠かせません!効果的な活動をしていくためにも、宣伝内容、宣伝する相手を考慮した上で、ベストな戦略を考えていけるかがカギを握ります。