AISASとは?プロモーションやマーケティングに欠かせないAISAS
この記事では、AISASの意味について記載しています。プロモーション活動やマーケティングにおいて必要なとなるモデルなので、これらの携わっている方は、しっかり理解しておきましょう。
AISASという言葉を聞いた事はありますか?これは、プロモーションやマーケティイングにおいては、欠かせない用語です。聞き慣れない方のためにも、ここではAISASの意味について、わかりやすく解説していきます。
AISASとは、以下の頭文字をとってできた言葉です。ネット普及後、消費者のよる購買活動を示すモデルの事を指しています。
・Attention(注意)
・Interest(関心)
・Search(検索)
3つめの過程として加えられたのが、「Search」です。商品やサービスに関心を持った消費者が、購入前に、検索サービスで情報をリサーチする工程を言います。ネット社会の現代では、多くの人が行う行動です。
・Action(購買)
消費者は、あらかじめネットで製品やサービスについてリサーチした後、実際に店頭へ行き、気に入ればものを購入したり、お金を払ってサービスを利用します。これがActionとなり、企業側は、いかに消費者のActionにつながるような戦略をたてていくかが重要になります。それによって売り上げが大きく左右するからです。
・Share(情報共有)
ブログやSNS、口コミなどで、商品やサービスを実際に利用してみた感想など、情報投稿や共有する過程を言います。ものを購入あるいはサービス利用後は、ネットを使えば、感想を不特定多数の人にも、伝えやすくなっています。ここで良い評価が得られれば、それを読んだ人も利用してくれる可能性も高まり、見込み客が一気に増えます。ここでどれだけ良い評判を伝えてもらえるかという事が、企業にとっても注目ポイントであります。そのためにも、より良いサービスや商品を提供していかなければならないのです。
現代では、ネットがかなり幅広く普及していますよね。
だから消費者は、製品を買う前に、自分で検索サービスを使って情報を調べる事ができるようになってきました。この現代の傾向に合わせて生み出されたのが、AISASというモデルなのです。AISASがなければ、企業側は、消費者の心理・行動過程を、自由にコントロールする事は、なかなか難しくなります。
ネット普及以降の消費行動の特徴は、購入前にSearchし、購入後にShareするという二つです。これは、ネット普及前には見られない特徴でした。
現代では、消費者の購買アクションには、ネット上の情報や、消費者による口コミが大きく影響しています。インターネット普及後の広告・宣伝やマーケティング活動において、AISASの各プロセスにあてはめ、検討していくといいでしょう!
AISASには、ネット時代における特徴がうまく反映されています。しかし、だからといって、製品を購入する見込み客の行動が、AISASで全て説明つくとは限りません。
例えば、コンビニで売られている飲み物が購入される場合は、個人の好き嫌いが大きく左右されるので、購入前に検索する人は少ないでしょう。この場合、AISASは不要になります。また、AISASでは、ネット上において、自分で検索リサーチする事が大前提です。しかし、ソーシャルメディアが普及している事によって、情報収集はネットに頼らずにも、友人から受動的に伝達される事もあります。このような事からも、AISASでは、完璧に消費者の行動をコントロールできるとは限らないという事が分かります。時代の傾向合わせて、新たなモデルも必要となってくるでしょう!