目を引く広告、7つの理由
人の目を引きつけ商品やサービスの魅力を伝えることが広告の使命。そのために、広告クリエイターは、インパクトのある写真や心に響くコピーを考え工夫を重ねることで訴求力を高めます。今回は、広告の中でもキャッチコピーに焦点を当て、なぜこんなにも人の目を引くのか、その理由を7つ紹介します。
1.具体的な数字で訴求している
・○○コミック!発行部数250万部
・5万人のお客様が利用しています
具体的な数字は、その情報が事実であることを示します。強みを数字化することで訴求力と信ぴょう性が高まります。
2.限定商品であることをアピールしている
・1日3組のお客様限定
・今月末まで販売
・限定10食!パティシエ自慢のロールケーキ
限定商品であることをアピールするのは効果的。手に入りにくい物ほど、よけいに欲しくなるものですよね。PRの方法に困ったときは、希少性の高さを訴えられないか検討してみましょう。
3.成功例を紹介している
・すでに多くの女性がダイエットに成功しています!
・年収○○円!の私が家を建てた方法
他の人が成功していることを知ると、「もしかしたら自分も上手くいくかも」と思います。でも、やりすぎると逆に怪しくなり、不信感を高めてしまうので注意が必要。
4.常識と反対のことを言っている
・集客したければ広告するな
・甘くないドーナツをつくってみました
一般的な常識と反対のことを言われると気になりますよね。従来の商品やサービスと差別化がつけられる商品である場合は、効果が期待できる手法です。
5.お得感を強調している
・期間限定で○○をプレゼント
・先着30名様のみ10%割引
やはり、価格の安さは訴求力があります。ストレートな手法ですが、商品を安く提供できる、プレゼントを進呈できる場合は、積極的にアピールしましょう。ただし、景品をプレゼントする場合は景品表示法に注意が必要!
6.消費者に問いかけている
・なぜ、あの人の周りに人が集まるのか
疑問形の問いかけには、無意識のうちに答えを探してしまうもの。疑問形は、コピーや書籍のタイトルなどによく使われています。
7.お客様の声を伝えている
・肌のうるおい感が違います
・柔らかさの違いに驚きました
購入者の使用感や喜びの声を伝えることで、商品の良さが客観的に伝わります。
キャッチコピーを考えるときは、長くなりすぎないように注意しましょう。ターゲットにもよりますが、専門用語などはなるべく使わないことで、より多くの人に訴求できます。
今回取り上げた7つの理由を参考にして、ぜひ消費者の心に刺さるようなコピーを考えてみてください。