アドトラックを大阪で走行させる場合のルートとそのポイント
アドトラック×大阪。どちらも繁華街という響きによく似合う、目立つ存在というイメージです。まさしく似た者同士の最強タッグといえるでしょう。
例えば、ミューシャンや俳優の公演時など、大阪は東京と並んで必ずスケジュールが組まれる拠点ですから、キャンペーンのために走行するアドトラックは、よく繁華街で見かけるのではないでしょうか。
全国の都市部でアドトラックの主流は4tクラス。大阪もまさにその流れに乗った4tクラスのアドトラックを中心に走らせています。
大阪で呼ばれる「キタ」と「ミナミ」。西日本最大級の繁華街といわれている「キタ」は、大阪駅や梅田周辺のこと、梅田と並ぶ大阪の二大繁華街といわれている「ミナミ」は、難波周辺、道頓堀、心斎橋周辺を指し、大阪らしい賑わいを見せています。よく大阪を象徴する場所としてTV中継されるのが、あの「グリコの看板」と「かに道楽本店」の巨大かに看板。ネオンがキラキラしているあの辺りは、戎橋周辺の繁華街でミナミなのです。
アドトラック大阪エリア走行ルートの一例
「キタ」と「ミナミ」エリア
大阪駅・梅田駅周辺、都会的で大人のイメージの「キタ」エリアと心斎橋・難波周辺、カジュアル的で若者が集まるイメージの「ミナミ」エリア。繁華街でも異なるイメージの街の間にある都島通り、中央通り、長堀通り、四ツ橋筋、御堂筋、天神橋筋、土佐堀通り、堺筋辺りを走行します。
「キタ」重点走行ルート(昼)
繁華街でも、お洒落でスマートな観光スポットが凝縮されている「キタ」。観光客を含めた人通りを意識するなら、昼間の「キタ」走行が注目度No.1。大阪駅と梅田駅を取り囲む四ツ橋筋、北新地、御堂筋周辺を走行します。
「ミナミ」重点走行ルート(夜)
繁華街の人気を二分する「ミナミ」。“おもろい街”という形容がピッタリ当てはまる、コテコテの大阪人へPR を意識するなら、夜間の「ミナミ」走行が1番。心斎橋と道頓堀を囲む長堀通り、堺筋、御堂筋、千日前通り周辺を走行します。
全国キャラバンで東京からアドトラックが来ることも多い大阪ですが、大阪の道路混雑事情を見ると、狭い繁華街内に乗用車や物流トラックがとても多い上、違法駐車が多いこと、渋滞の道を通り抜ける自転車が多いことが重なって、混雑ぶりは有名なようです。
道路の右折・左折レーンの未整備が多いことも関係しているのかもしれませんが、どの道路も激しい渋滞を引き起こしています。この状況の中でアドトラックは走行していくわけですから、交通事情によっては急な走行ルート変更もあるでしょう。