アドトラックを利用した11人の広告担当者の声・事例
新商品をリリースする際の告知は、TVやラジオなどのマスメディアを使うのが理想ですが、宣伝費用を考えると手を出せない時もあります。
そのような場合は、(マスメディア広告より)低コストで宣伝が可能なアドトラックが使われることもあります。
実際にアドトラックでプロモーションを行った方々にお話を伺ってみました。
プロモーションやPV活動の媒体としてアドトラックが選ばれることは、あまり一般では知られていないかもしれません。
しかし、街中で車を走らせていると映画のPVやアーティストのCD発売の宣伝でド派手な(看板)トラックが走っている光景を見たことがあるのではないでしょうか?
広告代理店やPR会社で勤務する方々に、宣伝(告知)でアドトラックが使われる裏側を語って頂きました。
1-1. 広告代理店 T.K様 アルバムCDリリースプロモーション
地方で活動するインディーズバンドがファーストアルバムをリリースする運びとなり、全国への宣伝としてアドトラックを検討してみた。
これまでにリリースしたシングルCDは、地方バンドとしてはそれなりに売れていたが、インディーズということもあり宣伝広告にそんなに予算を掛けられる状況でもない。広告は打ったが、思ったほど反響が出ないというリスクも可能な限り避けたい。
そこで、リリース直前に1週間だけアドトラックを使ってみることにした。アドトラックであれば、トラックが走る範囲であれば全国的な宣伝が可能である反面、雑誌広告などと比べると費用もそんなにかからない。(先方からの要望を満たしていました)
(何より)派手にライトアップされた広告が、アルバムを宣伝したいターゲット層に見事にマッチしていたからです。結果的に、目立つアドトラック広告がTwitterで拡散される運びとなり売上げ目標以上の宣伝効果を得ることができました。
1-2. PR会社 D.K様 映画公開プロモーション
アドトラックを利用することで、他の宣伝媒体とは違ったPR活動を実現することができた。
例えば、子供向けの映画をアドトラックでPRする場合に、トラックの荷台そのものをオモチャ箱のように演出することでターゲット層(下校中の小学生など)の心を鷲掴みにし、映画のPRにも繋げた。
3Dやホラーの映画をPRする場合にアドトラックの広告(デザイン)を立体的に表現することで、本当に広告画面が飛び出してきているように演出をする。
実際に画面から飛び出す「貞子」のような映画や立体的なアクションが売りの映画で、この演出をやると想像以上の効果を生み出した。
1-3. 広告代理店 N.M様 アルバムCDリリースプロモーション
音楽アルバムやCDをNEWリリースする上でアドトラックは有効な宣伝媒体となった。
通常は、TVの音楽番組や音楽雑誌の広告記事を通して告知行うが、不特定多数の人に宣伝できるのかと問われると疑問が残る。
極端に言えば音楽ファン以外の消費者にNEWアルバムの情報を知ってもらいたい訳だ。
そういう意味で、誰の目にも留まるアドトラックはコストパフォーマンス以上の働きを見せた。
1-4. PR会社 T.T様 韓流アーティスト来日コンサートプロモーション
日本で有名な韓流アーティストから、そこそこの知名度のK-POPアイドルが来日コンサートを行う場合に、事前のPR活動としてアドトラックを走行させた。
アドトラックを走らせた期間は、コンサート直前の数週間ほど(短ければ1週間)事前に雑誌・WEBなどの広告媒体からも情報を発信していたので、アドトラックの目的は、当日(まで)のコンサート会場にお客さん(ファン)を出来る限り集める(誘導する)こと。
アーティストが既にリリースしているCDを音源にコンサート会場付近を巡回してもらった。
場合によってはトラックの助手席にアーティストを乗せて走るという直接的なPRにも協力してもらった。
1-5. 飲食会社 T.S様 焼肉店オープンプロモーション
地元でいくつかの飲食店を経営しているオーナーが、この度焼き肉店を新しくオープンすることになりました。
開店前の宣伝方法として、「地域(住民)に密着したPR活動を実現したい」というご要望を承り、(オーナー様には、)アドトラック広告を地元で走らせるというプランを提案させて頂きました。
特に、徘徊させるトラックの種類を変えることで広告の目に触れる顧客層をコントロールできる点を気に入って頂けました。
例えば、オフィス街の大通りには4t級の大型トラックを走らせることでインパクトのある(働く人向けの)広告をビジネスマンやOLの目に触れるようにします。
逆に、住宅街の狭い道には主婦や子供向け(アットホームな雰囲気の)アドトラック広告を走らせることで家族連れでのご来店を促します。
1-6. 広告代理店 M.M様 デビューアーティストプロモーション
国内でデビューするアーティストのPRをアドトラックを中心にプロモーションした。デビュー前の新人アーティストをPRするということは、全国的な知名度は(まだ)ほとんど無いという状況でした。
(そんな状況の中で、)何故アドトラックが選ばれたのでしょうか?
理由の1つは「音」を街頭で宣伝できるというところです。アドトラックは、音の著作権を持っているかフリーのものであれば自由に流すことが(宣伝に利用することが)出来ます。
デビューシングルの音源を何よりも告知したいアーティストにとっては、うってつけの媒体です。
理由の2つ目は、トラックを一時的に停めてのイベント(シークレットライブ等)も可能だからです。
デビューアーティストを直接(見て)認知して頂ける機会は非常に大きかったのです。
1-7. アミューズメント会社 J.S様 パチンコ店オープンプロモーション
パチンコ店を経営する新店をオープンすることになりました。そこで、街頭プロモーションを行うことになり私共の会社にご相談を頂きました。
パチンコ店などのアミューズメント施設をPRするにあたって、アドトラックが採用されるのはプロモーションの手段として利点があるからです。
ほんの一例ですが、トラックの荷台画面を液晶表示することで実際のパチンコを楽しむ画面と同じ演出が可能なのです。
その他にも、芸能人の来店(イベント等)日時やリニューアルオープンの開催日時も大きく表示させることも出来るので、地域密着型でPRしたい場合に、特に好まれます。
1-8. PR会社 T.I様 新TVドラマプロモーション
ワンクール毎に新番組が始まるテレビ業界ですが、今春の新ドラマがスタートすることになり、その為のプロモーション活動を担当させて頂きました。
TVドラマの告知またはプロモーション映像は、同局のテレビ番組で放送されたりWEBで流れていたりします。
それと同時に、弊社ではアドトラックによるプロモーションも行わせて頂きました。
アドトラックの看板は静止画としてのデザインだけでなく映像(即ち、新ドラマのPV映像!)を使ったPRも可能です。
これによって、わざわざWEBに接続してまで番組PVを見ないという方々にも新ドラマの存在を知って頂くことが出来たのです。
1-9. 広告代理店 J.T様 アルバムCDリリースプロモーション
広告代理店としてアドトラックを使った宣伝方法をお客様に推奨する場合は、次のようなことをメリットに挙げます。
アルバムCDリリースのプロモーションをするのであれば、
・CDに収録されている音楽やBGMをアドトラックのスピーカーから流せる。(広告を見られなくても宣伝になる)
・アーティストのビジュアルやアルバムCDのジャケットがそのまま広告デザインに使える。
・広告の目立つところにURLも載せることでウェブサイトへの訪問やPV動画の再生が多くなることもある。
都心(東京近辺)であれば、渋谷や原宿など(若者が集まる場所)でアドトラックを走らせると更に効果が増す。
1-10. 飲食会社 Y.S様 キャバクラ店オープンプロモーション
一般的な飲食店を宣伝するのとは異なり、キャバクラやホストクラブなどの店舗を宣伝するにはいろいろと気を配る必要があります。
単純に、風営法や地域によって定められた法令に違反していないかどうかになります。
規制に引っかかれば(最悪の場合)営業停止になることもありえますのでリスクは大きいです。
特に、アドトラックのように繁華街や人通りの多い交差点をメインに走る広告車にとっては、(違反などしようものなら)直ぐに警察の目にも晒されることにもなります。
ホストとかキャバ譲のビジュアルは目立ちますからね。
逆に、その点にさえ注意していればアドトラックは有効な広告手段と言えると思います。
1-11. 広告代理店 O.K様 アニメDVD・Blu-rayリリースプロモーション
新作アニメのDVD(または、Blu-ray)のボックスを発売するにあたり、アドトラックを導入した告知活動をクライアント様に提案しました。
クライアント様の要望の中には、(アニメーションの告知ということもあり、映像として流れる)テレビCMでの告知やWEBを介しての動画配信もご要望のプランに含まれていました。
まず、テレビCMは宣伝コストが掛かりすぎるという理由でプランから外れ、動画やウェブサイトのアクセス数を稼ぐ為に時間が掛かるという理由から、最終的にアドトラックのプランでGoサインを頂きました。
アドトラックによる宣伝方法は、融通が利かないようでマルチなデザインや表現方法に対応しています。
例えば、アニメのキャラクターをガラス張りのショーケースに展示して移動させることでマニアやおたくの関心を引くことも可能になります。
その横で新作アニメのPV映像を流して、十分なPR活動として機能させたのです。
これまでの体験談からも、アドトラックは芸能系のプロモーションやアミューズメント店、軽食店のオープン告知に好んで利用され易いのが伺えます。
アドトラックは、(年齢や性別に関係なく)街を歩く人々であれば誰の目にも留まるので、表現や伝え方を間違えるとかえって悪い印象を持たれてしまうこともあります。
モラルと規制には十分に注意して検討してみて下さい。
【参考URL】
・アイドル・バンド・K-POP…CDリリースやライブなどの音楽プロモーションに特化したアドトラック(広告宣伝車)の新プランを開始。
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000015009.html
・アーティストプランとは?
https://exotic-neko2.xsrv.jp/artist/
・株式会社エキゾチックワールド Exotic World
https://exotic-neko2.xsrv.jp/
・アドトラックで宣伝される主な24業種まとめ
https://exotic-neko2.xsrv.jp/adtrucks/adtruck-24/
・永久保存版!アドトラックを知るために必要な全知識まとめ
https://exotic-neko2.xsrv.jp/adtrucks/adtruck-matome/
・子供は見ちゃダメ! トラウマ必至の“アドトラック”
http://adgang.jp/2011/07/9236.html