自発的な行動を促す広告デザイン手法
今回はアドトラック広告を行う際のコツともいうべき事を考えていきましょう☆
アドトラックはその巨大な車体が音を出しながら動く為、見る(視覚)、聞く(聴覚)を最大限に刺激する広告です。
それ故に、通常のデザインで出しても当然効果はあるのですが、その効果をさらに倍増させるコツというものを今回はデザインについて特筆して説明していきましょう!
このコツはアイデアの発想と考え方がとても重要です。知っているといないとでは大きな差が生まれますので是非これからアドトラックをやろうと考えている方には覚えておいてもらいたいです☆
アドトラックの広告面は歩行者から見るとかなり大きいです。
エキゾチックワールドのアドトラックはオリジナル規格で4t車でありながら10t車と同等の広告面を持ったオリジナル車体でPRをしています。
ですが、大きいからと言ってそれ頼りに普通のデザインを載せるだけでは少々勿体ないです。
より広告効果を大きくする為には、見る人が自発的にその商品を知りたくなるように、見る人の心をくすぐることが非常に重要です。
その為の仕掛けをデザインの中に仕込んでしまいましょう!
例えば、一例をあげて「シミを消す石鹸」をPRするとしましょう。
「石鹸売れ筋No1!天然成分を高濃度抽出した純粋石鹸。ずっと消えなかったシミも消える!?」
と石鹸の綺麗なデザインと共に文字をアドトラックの広告面にデザインをした場合、今自分の肌のシミが気になっている人(顕在層)は当然注目するでしょう。
ですが、ちょっとだけシミが気になっているけどそこまでではない程度の人(潜在層)にはそこまで興味は持たれないかもしれません。
ネットの世界ではよくある商品の売り込みに見えてしまうからです。
昨今情報が錯綜する中、自分が良いと思えないと、どれだけ良い商品だとアピールしても人の心には届きにくいものです。
ですので、そういう人でも気になるように自発的に興味を持ってもらえるよう仕向けてあげるのです。
その場合、あえて石鹸という商品名、画像自体をデザインから消してしまうんです!
そして
「A子さんのシミがこんなに消えた!その秘密は…? ⇒A子さんのナイショの秘密で検索!」
とA子さんのビフォーアフター写真と大きな文字だけで石鹸のPRを一切入れずにデザインするのです。
興味の間口が石鹸だけをPRしている時よりも広がっているのがわかるでしょうか?
上記のように書いたことで、見た人は「なんでこんなにあったシミが消えたんだろう???」と自発的に知りたくなります。
この自発的という部分がとても大切です。自分が本当に知りたいことなのでその事柄に対する知りたい意欲がとても強くなるんです!
=(イコール)行動に直結します。
この広告を見た人は携帯ですぐに「A子さんのナイショの秘密」と検索したくなってしまうでしょう。
また、アドトラックの特性上、その広告内容自体が面白ければ写メを撮られ、SNS上で拡散されてアドトラックを見た人以上に情報が広まる可能性もあります。
あくまで一つの手法ですが、自発的な行動を促す広告デザイン手法は覚えておいて損はないですね☆