アドトラック広告面のデザイン作成方法
ソフトは「フォトショップ」か「イラストレーター」を使用する
アドトラックの広告面は全長で9.5m以上もありますが、広告面にそのまま絵を描くわけにはいきませんので、それを縮小した縮尺で原寸サイズに戻すことも考えてデザインデータ作成する必要があります。
広告面のデザインデータを作成する方法は、イラストレーターかフォトショップで作成することが主流です。
デザインテンプレートを使用
アドトラックの寸法や形状も所持するトラックのメーカーなどによって異なりますので、各アドトラック業者は各社独自のデザインのテンプレートを持っています。
エキゾチックワールドでは下記のようなテンプレートをご用意しています。
デザインを描くスペース以外にガイドライン等のナビゲーションや各種説明が記載されています。
内容をしっかりと読んでから作成に入りましょう!そうでないとせっかく作ったデザインが使えないという事も起こりえてしまいますよ。
説明を良く読んで作成頂ければ問題はありませんよ。
よくやってしまいがちなデザイン作成の上の注意点
上記画像をよく見るとサイズにいくつか種類が記載されていますね。
・シートカット寸
・データ作成サイズ
・重要情報サイズ
・板面サイズ
これらはどういう意味なのか一つずつ解説していきましょう!
【シートカット寸】W9865×H650
シートにデザインを印刷後に実際にカットするサイズです。あとで余分な部分を調整する為にわざと大きくカットします。アドトラックの広告面を張り付ける際に微細にずれることを考慮して大き目にカットします。
【データ作成サイズ】W9925×H710
データの作成をしてもらうサイズになります。このサイズ以下で作成してしまうとシートカット寸の際に無印刷部分が出てきてしまい、張り付けの際に微調整が出来なくなってしまいます。
【重要情報サイズ】W9565×H500
更に小さくなります。アドトラックの広告面の中には「三角コーナー」や「反射板」や「ライト」や「給油口」など塞いではいけない部分が存在します。そういった部分に触れてしまうとデザインをカットする必要が出てきます。重要な情報が見えなくなってしまわないように大事な情報はこのサイズの中で納めるようにしましょう。
【板面サイズ】W9665×H600
アドトラックの板面の限界サイズです。どれだけ頑張ってもここでシートは切り取られることになります。
※これらのサイズは各社アドトラックによって違うので注意しましょう。
このサイズを守らないと5cm施工位置のずれ調整が入り、上に5cmずらして張った場合、その5cmは真っ白になってしまいます。
上記のような事を起こさない為に下記にように考えましょう。
【重要情報サイズ】に大事なデザインは全てを収めるようにして、【板面サイズ】には最悪消えても良い模様などを入れておこう。【データ作成サイズ】部分は微調整が入る事を考慮して同じ色などで塗りつぶしておけば無色の部分は出来ないだろう。
その他の注意事項
・リンクの解像度が「1500Dpi」が推奨である事。最低でも「750Dpi」はないといけない。
・画像は埋め込まずにリンクにして提出する事
・アウトライン化を必ず行うこと
等です。
下記に画像で注意事項をまとめました。
デザインテンプレートは実際のトラックの1/10を想定して作られているのでPC上ではキレイに見えているデザインも実際にトラックの大きさで印刷してみると「あれ?こんなに粗い画像だった?」となってしまいます。
大きくなる事も考慮して解像度は高めに作成をしましょう!
まとめ
デザイン作成上のルールは業者によってまちまちです。
各社依頼をする際には問い合わせをしてデザインはどういったルールで作るのか確認をする必要があります。
デザインは一度作ってしまうと作り直しも大変なものですのでしっかりと事前の確認を行いましょう!
リンク:これさえあればOK!アドトラック運行に必要なものは「デザイン」「スケジュール」「ルート」「音源」
▼エキゾチックワールドのアドトラックPRについて詳しくはこちら▼